白龍(ぱいろん)の二景
写真は、盛岡市の「じゃじゃ麺」の老舗、白龍さんである。上は加工(調整)した画像で、下は無加工。下の写真のようなシャドーが出れば満足なのだが、その条件は限られる。そうなるとライカMモノクロームの描写が懐かしくなる。僕が直近まで使っていたのは、初代CCDタイプだった。その破壊力は抜群で、まさに「次元の違う」写りだった。ライカM10の描写は想定以上に良い。良いけれど、「次元が違う」というレベルではない。Mモノクロームの「黒」または「シャドー」の深さと美しさ、それは比類なきものだった。一瞬、M10を下取りに出してMモノクロークtype262を買おうとも思ったが、そこは思いとどまった。そんなことを考えているうちに、白龍は混んでしまい、結局ここで食べることはできなかった。元も子もない。LEICAM10/SUMMICRONM...白龍(ぱいろん)の二景