金盞香し
二十四節気七十二候、立冬の末候(11/17~11/21)は金盞香(きんせんこうばし)です。金盞とは、金色の盃を意味し黄色い冠をいただく水仙の別名で、水仙が咲き良い香りを放つ頃という意味です。庭先に咲く日本水仙の花。水仙はその花姿から「金盞銀台」の別名もあり、内側の黄色い部分を金の杯に外側の白い花弁を銀の台に見立てて、縁起の良い花としても喜ばれていたそうです。かぐわしい香りを漂わせながら・・静かに花を揺らせて咲く白い清楚な姿はどこか高貴さを感じます。。真中の小さき黄色のさかずきに甘き香もれる水仙の花<木下利玄>庭先でまだ頑張って咲いている百日草。そろそろ見ごろの皇帝ダリア。山茶花。金盞香し