徳之島回顧録 その41(平家南落ちについて)
徳之島にいた頃には徳之島関連・奄美大島関連の本を結構読んだのだがその中で面白かった本の一つに”奄美大島物語”文英吉(かざりえいきち1890-1957奄美民俗研究家)というものがある。569ページもある読み応え十分なのだが面白いのですぐに読めてしまった。その中に平家の落ち武者の話があるのだがそこを呼んだ時に徳之島に来ることを決めた後に見たある夢を思い出した。その夢は朝もやの中を複数の船で島を縫うように進んでいる中の一艘に乗ってい細かいデティールはわからないのでどんな船でどんな服装なのかもわからないのに記憶の中にくっきりと残っているのである。気分的には不安であるが何かを楽しみにしているようなそんな…